ダージリン 05年セカンドフラッシュ:シンブリ茶園 DJ144 Oolong(ウーロン)
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しっとり広がる麗しい香り、のど元から清風のごとく戻る余韻。ダージリン・ファンにはぜひぜひ、一度味わっていただきたい美味しさ♪
ダージリンと言えば紅茶。 「紅茶のシャンパン」と称えられる香気はインドの至宝とも言えましょう。 が! 紅茶以外の生産もあることを、ご存知でしたか? ダージリンの緑茶はすでにご紹介しておりますが、実は紅茶・緑茶のほかにも「ウーロン」と称されるお茶が生産されているんですっ。 結論から申しますと、香りの個性や製法などを考えると中国・台湾で作られる「烏龍茶」と異なるもの。 ですが、通常の紅茶とは異なる製法、赴きを異にする香りと味わいは「ダージリンのウーロン」として、一つの独立したカテゴリと捉えることもできそうです。 しっとり広がる麗しい香り、のど元から清風のごとく戻る余韻。 ダージリン紅茶は「強さ」を感じさせる独特のボディがありますが、酸化発酵時間を1/4程度に抑えたためでしょうか、ウーロンはす〜っと爽やかに広がり、その後からキラキラと華のような、あるいは白い果実のような瑞々しい香りがついてきます! いつまでも、いつまでも残る甘いアロマ、喉から広がる香気に満たされて、なんだか暫くぽーっとしてしまう… 香りに酔うって、こういう事なんですね! ダージリンでもごく一部にだけ伝わる巧みな技と手間ひまかけた贅沢品。 生産量がきわめて少なく、高価なお茶ですが、ダージリン・ファンにはぜひぜひ、一度味わっていただきたい美味しさです! きっと、忘れられない逸品です。 茶葉について: 見た事もないような、ふわっふわ・大ぶり茶葉。 産毛をたっぷりつけた一芯二葉、見た目にも毛皮のように美しい。なんと贅沢な茶葉でしょうか。 非常に状態の良い茶葉を厳選して手摘みし、揉捻も紅茶と比べて約1/3〜半分程度の時間でふんわりと仕上げてあります。 最後に茶葉を選別するときも機械ではなく、やさしく茶葉を扱える人の手で行うそうですよ。 蒸らし終えた後、茶葉の形をそのまま見ることができて、感動。 |