ダージリン 05年セカンドフラッシュ:サーボ茶園FTGFOP1(TippyClonal ) DJ183
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青みがかった果実のフルーティーさと夏摘みならではの成熟した香り。この茶園ならではTippyClonalの美味しさをご堪能ください。
セカンドフラッシュと言えばマスカテール、ごく少量の紅茶に現れる香りに大注目なのですが、それじゃ、残りのマスカテールではないセカンドフラッシュは、要らないのか!? というと とんでもない!とんでもないですよっ! もう一つ、絶対、知って欲しい香りと味わいがあります。 それは、よく「クローナル」と呼ばれる紅茶の香り。 山奥の紅茶産地でも品種改良が進み、茶樹の種類も複雑な様相を示していますが、クローナルとは要するに「種子からでなく、挿し木で増やした」、ということで、基本的には若い茶樹を示すようです。 で、紅茶に「クローナル」と付く場合はそんな茶樹から作った、というほかにある特別な香りを指しています。 マスカテールとは区別されるべき、独特な芳香です。 Tippy(芯芽がたくさん入った) Clonal(クローナル)と呼ばれる紅茶は、その名のとおりつややかな白い芯芽をたくさん含み形も揃った美しい茶葉。 茶葉から立ち上る香り、私にとっては最高のアロマセラピー!! この香り、言葉にするのは本当に難しいのですが… あえて、表すとすれば、果肉が青みがかったフルーツ系統のような香り。 皮をちょっとむいた時に、フレッシュで甘い香りがしますが、そんな感じでしょうか。 かと思うと、森林浴しながら深呼吸したイメージとも言えそうだし… この茶園は時々、ヘビーすぎる時があるのですが、このDJ183は鮮やかな香りと透明感、蜜のようなトロンとした品格があって、理想的ですね! 茶葉について: 濃い茶色のリーフに薄茶の茶葉や、白いチップがたくさん入り、形よく、美しく揃った茶葉。 グレードはFTGFOP1。FTGFOP=Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe。非常に上質の茶葉であることを示します。 |