保険外交員だったウォーターマンは、ある大口契約を取り交わす際に新品のペンを用意していましたが、サインをするときにインクが漏れ、契約書に染みを作ってしまいました。
急いで新しい契約書を取りに行きましたが、他社に契約をとられた後でした。
この悔しい経験がウォーターマンに万年筆を開発させました。
そして1883年にウォーターマンは、世界初の毛細管現象を応用した万年筆を誕生させました。
ウォーターマンは毛細管現象を応用したものだけでなく、1905年には、世界で初めてクリップ付のキャップを開発しました。
またカートリッジやインク漏れ防止機能の開発、ラッカー塗装の採用、14金の特大ペン先など数々の発明を行いました。
1926年にパリに本拠地を移し、1954年にはアメリカの全ての工場をフランスに移しました。
1970年には有名なデザイナーのアラン・カレを専属デザイナーに起用しました。
ウォーターマンの理念は、「優れた技術とデザインを融合させて、持つ人に表現する喜びを提供すること」
単なる「書くための道具」を超えて「自分らしさを表現する喜び」を与える美しさ、品質の高さ、心地よい書き味を持つ筆記具です。
「ウォーターマン」は、時代や世代を越えて世界中の人々の今を記し続けています。
出典:ウォーターマン公式HP
>>ウォーターマンの万年筆一覧