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万年筆のブランド:ラミー

万年筆 ラミー LAMY

ドイツの最もロマンチックな観光地の一つ、ハイデルベルグ(Heidelberg)にあるラミー社。

その工場は1930年、C.ジョセフ・ラミー氏によってこの美しい古都に設立され、その22年後の1952年にはラミーの商標が登録され、市場に初めて登場しました。

1966年に発売された万年筆 ラミー2000の斬新な機能美はラミー製品の特徴となり、リオ、パリ、ニューヨークへと、瞬く間に知られるようになり、ドイツを代表する筆記具メーカーの一つに成長しました。


初期のデザインは、機能中心の商品デザインでありましたが、その後最近に至るまで30年間は絶えず最新の科学技術と同時に、職人の手作り技術によって改善が加えられてきました。

デザインは一商品だけでなく、パッケージのデザイン、グラフィックデザイン等、ラミー社を代表する現在の総合的なデザインへと発展。

そのオリジナルなデザイン、高品質は、1988年ECデザイン賞をはじめ、パッケージ部門などの数々の国際的な賞の受賞で認められています。


現在の特徴あるユニークなデザインはすぐれたデザイナーとの共同開発で、それぞれが一つ一つの顔を持っています。

イタリアの工業デザイナー、マリオ・ペレーニのデザインにより直線を基調にした“ペルソナ(Persona)”は、自分の身に付ける小物で個性を表現したい人の為に作られた新しい万年筆。


1996年には「世界初のセラミック万年筆」として“ラミーLady”が発売されました。

この万年筆はラミー社で初めて女性用に特別デザインされた個性的な商品。

女性用なのにクリップの代わりに半円形のストッパーがころがり防止として、キャップと胴部についています。

更に、世界で初めてセラミックを万年筆軸部に採用。

同部表面のセラミックはローゼンタールのアーチスト、ヤンがデザインしています。

このセラミックは摂氏1400度の窯で36時間焼かれ、更にその表面に模様を焼き付けてあります。

焼付けの工程で色素がガラス質層に浸透する為、擦れや摩擦に強いことが特徴です。


1930年初期の伝統と、現代感覚を共に持ち合わせたファミリー精神は習慣にとらわれない取り組み方で、生産ライン上、オフィス内、更には余暇の施設にも生かされています。

出典:ラミー公式HP

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