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万年筆の構造:ペン芯

ペン芯とは、インクの貯蔵場所からペン先へとインクを導くための部分のことを指します。
かつては、素材としてエボナイトが使われていました。
現在はエボナイトはほとんど使われず、プラスチック製のものが大半を占めています。
またその方が、緻密で高性能なペン芯が容易に作れます。

インクの貯蔵場所からペン先のハート穴の部分までは、細い溝が掘られていて、毛細管現象によりインクが常に供給されるようになっています。
またペン芯には、この溝とは別に多数の溝が掘られていて、過剰に排出されたインクを一時的にためておくことができるようになっています。

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