アッサム 05年セカンドフラッシュ:ハティアリ茶園FTGFOP1 OR239
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ドシっとした重みとコクがあって、キングな趣。夏摘みならではの濃厚な雰囲気と、蘭や薔薇のような甘い香りに、ウットリ。ミルクティー派に。
アッサムはリーフティーと粒粒コロコロしたCTCに茶葉の形状が二分されますが、セカンドフラッシュの楽しみは何といってもこんなゴールデン・チップたっぷりの豪華なリーフティーができること。 インド紅茶の半分を占めるとされるアッサム紅茶ですが、その8割はCTC。 このようなティッピーなリーフティーは一年のうちの短期間、限られた茶園でしか生産されないと言われます。 さらに、ゴールデン・ティップスの生産は無駄が出やすく、茶園・工場でも上手にマーケティングしないと安定した運営が出来ないことから、近年ますますCTCへ生産比重が傾きつつあるとのこと。 文字通り「ゴールド」級に贅沢な紅茶と言えましょう。 ゴールデンチップたっぷり、茶葉は申し分の無い美しさと艶感がありますね。 このハティアリ茶園の名前の由来は、「ハティ=象さん」、「アリ(Aali)=渡る」という意味で「きっと象さんが、たくさんノシノシ歩いていたのでは!?」という事らしいです。 アッサムに関しては「ハティ」とつく茶園が結構多いので、本当に象さんなどの野生動物がたくさん生息する豊かな一帯であることが伺えます。 このハティアリはドシっとした重みとコクがあって、キングな趣。 口に含んだ途端、力強さとともにふわん♪と蘭や薔薇、ドライフラワーや干しぶどうのような懐かしくも甘い香りがはじけ、 ぐ〜〜んと伸びやかに広がって華やかな余韻に変わっていく。 アッサムの良さが凝縮された逸品、存在感のあるティータイムをお楽しみいただけるはず! 茶葉について: 茶葉は大ぶりでふんわりゴールデンチップたっぷりの美しい姿。FTGFOP1=FineTippyGoldenFloweryOrangePekoe。大ぶりで上質な茶葉を表します。CL=Clonal:主に挿し木で増やされた若い茶樹から作られたアッサム紅茶です。 |