フェアトレードコーヒー:ペルー・モンターニャベロニカ
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この「ペルー・モンターニャ ベロニカ」はJAS認定有機栽培珈琲生豆を100%使用しています。
甘味が強く、柔らかい味を醸し出す最高級品です。是非お試し下さい。
ペルー・モンターニャ ベロニカ この珈琲豆の産地はペルーの中北部の山岳地帯、キヤバンバ地方です。 観光地で有名なクスコやマチュピチュ遺跡の更に奥地、高度4000mあたりの山岳路をいくつも峠を越えて、ようやくたどり着きます。 途中この地方のシンボル的存在の「モンターニャ・ベロニカ」という頂上に雪を頂いた山の麓を通過します。 モンターニャ・ベロニカが高い山である事と、その地域に暮らす多くのコーヒー生産者が、この山を眺められるところに暮らし、歴史的にもシンボルと称えてきたことにちなんで、ペルーから初めてともいえるこの上質なコーヒーにその名を命名しました。 このコーヒーの栽培地は1800mの高地で、各農村(単協)では、数軒に一基、水洗設備と乾燥場(パティオ)を備え、収穫したコーヒーチェリーを短時間のうちに水洗、果肉除去を行うことができます。 山岳地帯にあるため、水洗の為の湧水は豊富で、除去した果肉などは有機堆肥として活用しています。 荷を軽くしたパーチメントの状態で、COCLAに持ち込み、輸出に可能な状態に精製され共同組合の手によって輸出されます。 有機認証としては、アメリカ有機栽培生産物改良協会・OCIA、ドイツ有機栽培認定団体・NATURLANDの認証を取得しており、2001年秋、日本向けに有機JAS認証も取得しました。 フェアトレードコーヒーとは? 「ペルー・モンターニャ ベロニカ」はフェアトレード(公正貿易)にて栽培・管理されCOCLAは地域の農村(単協)に対して、フェアトレードプレミアムの分配を調整し、有機農業技術指導、女性の地位向上プロジェクト、その他地域の社会活動を支援しています。 生産者から消費に関わる人々の“顔の見える関係”を大切にし、共に作るのがフェアトレードコーヒーです。 フェアトレードの基準は・・・ 【最低保証】 相場に左右される生豆の価格の最低保証をすることで生産者の最低コストを守ります。 【前払い】 生産者にとっては収穫時に現金が必要です。そのため最大6割の前払い制度を設け、生産者が借金を負うことを防ぐ目的で渡されます。 【フェアトレード奨励金】 現地の研修、女性プロジェクトなどの社会活動に使われます。 【有機栽培奨励金】 環境保全の見地から生産者の有機栽培を支援しています。 【長期安定契約】 将来の投資の基礎として長期契約を結ぶことが基本となっています。 このような活動をしています・・・ 【有機栽培支援】 除去した果肉を堆肥に利用したりと、生きた土を持続する取り組みを推進しています。 【農業技術支援】 農業技術向上のための研究、研修指導が行われます。 【女性プロジェクト】 女性の社会的地位向上。女性によるセミナーや民芸品、加工果肉の製造・販売を支援しています。 【学生寮運営】 コーヒー生産農家の子供たちは学校までとても遠いところに住んでいます。修学の機会を失わないための援助として学生寮を運営しています。 豊かな自然の力を活かした農業を応援し、「生きた農地」を引き継いでいくことに誇りを持って取り組んでいます。 フェアトレードコーヒーは、生産者のメッセージが上質なコーヒー豆となって私たちの手元に届く確かな「国際産直」です。
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